ここ数年、家族信託については特に多くのお問い合わせをいただいております。

「老後の財産管理を子どもなどに任せられるなら検討したいな」
と思っていただけることも多いかと思いますが、そんな方から
「家族信託をはじめるときは、どこに届出をすればいいですか?」
というお問い合わせをよくいただきます。
家族信託をしたいときに届出をするところは特にありません。

家族信託は「契約」によって成立します。

財産の管理に関する契約

物を売ったり買ったり、あげたりもらったり、貸したり…
と普段私たちの行動は実は契約関係で成り立っています。
日用品を買ったり、プレゼントするのにいちいち契約書を作ったりはしませんが、
家族信託の場合は、財産に関する重要な契約です。
きちんと「契約書」を作成し、財産管理を任せる人と任される人が契約をします。

この契約をもって、家族信託のはじまりとなるわけです。

契約書は自分で作れる?

インターネットが普及していますので、
簡単な契約書であれば自分で作れる世の中になりました。
少額の贈与契約書などであれば、インターネット上のひな型を利用するのも一つの手だと思います。
しかし家族信託においては、専門家に契約書作成を依頼することをお勧めします。

家族信託の契約内容は、非常に重要です。
契約内容が不完全な場合、いざ活用したい場面で活用できなかったり、
余計な税金がかかってしまうなどのリスクがあります。

せっかく今後のためにと思って活用しようとした財産管理の方法、
きちんと活かしたものにしていきたいですよね。

信託契約書はオーダーメイド

家族信託の契約内容は、個々のご家庭の状況、家族関係、財産内容、今後やっていきたいこと、
いろいろなことをおうかがいした上で、専門家が契約内容を作成します。

できあがった契約書は少し難しく感じるかもしれませんが、
後々トラブルになることを防ぐ一文であったり、
余計な税金をかけないための工夫だったりするので、すべてが大事な条項です。

家族信託をご依頼いただいた場合のお手続きは、
この契約内容の設計、契約書の作成が一番重要なところになります。

ご相談ははらこ事務所へ!

「そんな契約書作るほど財産がある訳じゃないんだけど…」
と思われる方もいるかもしれませんが、
家族信託は資産家に向けたものではありません。

親御さんが認知症になって預金が下せなくなって困ったり、
不動産の管理が必要になるのは、一般的なご家庭での問題です。

家族信託とはそもそも何なのか?そういう疑問を持っている方にも、
はらこ事務所ではまず、「家族信託とは」というご説明をさせていただきますので、
お気軽にご相談ください。