ご両親・ご兄弟とのコミュニケーションを大切に

今週から、愛知県も「まん延防止等重点措置」の対象に追加されました。「第4波」だとか、さまざまな情報が飛び交っていて、大型連休を前に、警戒が高まっていますね。

日本でコロナウィルスが確認されたのが2020年1月のこと。私の実家は神奈川ですが、なかなか帰省もままならない中、1年以上が経ちます。みなさん、ご実家の両親やご兄弟の方とはどのようにコミュニケーションを取られていますか。

ご家族との良好なお付き合いがあると安心ですね

私たちは、相続も遺言、借金、不動産売買なども含めて、あらゆるご相談をお受けします。その方に応じた最善の方法で、法律実務をおこなうのですが、ご家族に内密のご相談から、相続家族信託など、ご家族の協力が必要なお手続きもあります。資産にかかわる事などは、お手続きの最中に、ご意向が変わられることもあり、そうなると、計画されていたことや、やっと形になりかけたことが白紙になることもあります。

日頃、近くにいる友達や、ご近所の方との関係に気を使いがちですが、ひとたび「相続」となると、遺産の分割などについて、普段、気にもしていなかった親族間でトラブルも起こりがちです。冠婚葬祭が縮小されたり、年賀状も出さない選択が増えてきているとはいえ、最低限、家族や兄弟姉妹、ご親族とこそ、日頃から連絡が取れる間柄であると、意思疎通を図りやすく安心ですね。

その先のこと、どうやって切り出す?

ご両親へ体調の心配は口に出せても、老いたら、その先のあれこれについて、一歩踏み出すのは難しいですよね。冗談交じりで本人も「老人ホームでもどこでも入れてくれ」や「車運転している場合じゃないよなぁ、明日は我が身だわ」とか、言えちゃいますが、息子や娘から「高齢者施設入居」「免許返納」「遺言」「家族信託」など切り出されると・・ねえ。。ってため息交じりのことも、どのご家庭にもあることでしょう。

大切なご家族の資産を守り、ご高齢になっても安心して年齢を重ねていけるように、おひとりおひとりにとって、馴染みやすいところから、糸口を探していきましょう。

ひとつには、テレビや週刊誌、新聞の記事を話題にされるのもよいかと思います。日本中から愛された志村けんさんの相続は何十億にもなるそうですが、まだ相続手続きされていらっしゃらないような記事もありますし、樹木希林さん、内田裕也さんご夫婦は生前、万全の相続・相続税対策をしていたそうです。身近なニュースでさりげなくお話ができたらよいですね。

また、認知症対策としての家族信託を考える際には、「財産を家族にあげるものではない」ことを理解してもらうことが大切です。「ご自身やご家族のために財産をどう生かすか」であって、名義を変えても、すべて家族にあげてしまって自分の財産がすっからかんになるものではないよと、利益の部分はそのまま(ご両親:委託者兼受益者)で、管理などの面倒なことを家族(受託者)が引き受けるから、かつて将来を考えて生命保険に加入した時と同じように、必要なことなんだよ~。とご理解いただけるとよいかと思います。

話し合いがつかない場合も方法はあります

双方の主張が食い違う場合、法的根拠や証拠に基づいて、譲り合える点を探り、落としどころをみつけていかなくてはなりません。いつかくる日にできるだけのトラブルを回避し、感情的な対立を生まないようにする為に、日頃のコミュニケーションが功を奏す場合も多いです。しかし、私的な話し合いで話がまとまらずに物事がすすまない時もあるでしょう。相続であれば、家庭裁判所に遺産分割調停など裁判所の力を借りることができます。はらこ事務所グループでは、弁護士や税理士もご紹介でき、どのような場合にも安心してご相談いただけます。

連休あたり、ご連絡してみてはいかがですか

近いからこそ難しい、ご家族との付き合い方を考えてみました。難しいけれど、何かあったときに味方でいてくれることの心強さ。このご時世、気軽に会いに行ったりはできないし、ZOOMなどを利用したオンラインコミュニケーションも、ご高齢の方にはハードルが高い場合もあるでしょう。そんな時、頼りになるのは、一本の「電話」かもしれません。「暖かくなってきたね、どうしてる?」用事がなくても、声を聞いて喜んでくれるところから、子を思う気持ちや親孝行の気持ちが、ご家族の生前対策につながっていくとよいと思います。

はらこ事務所では、些細なご心配も、ご相談も丁寧にお聞きします。ご相談無料ですので、ご心配なくお問い合わせください。