
おひとりさまの家族信託活用術!死後事務委任との連携で老後と没後の不安を解消する方法
- 家族信託の認知症対策
- 2026/1/28
- 2026/1/28
身寄りがない方のための認知症対策と、葬儀・遺品整理までをワンストップで支える仕組み
「頼れる家族がいないけれど、自分が認知症になったら財産はどうなるの?」「亡くなった後の片付けや葬儀は誰がしてくれるのだろう……」
近年、こうした不安を抱える「おひとりさま」が増えています。従来の家族信託は「親から子へ」という形が一般的でしたが、現在は身寄りのない方のための新しい活用法が注目されています。本記事では、おひとりさまが安心して老後を送るための、家族信託と死後事務委任の連携について解説します。
おひとりさまこそ家族信託が必要な理由と最新の受託者選び
子供がいない「おひとりさま」を待ち受ける認知症による資産凍結リスク
もし認知症などで判断能力が低下してしまうと、銀行口座が凍結されたり、自宅の売却や介護施設の入居契約ができなくなったりするリスクがあります。特に、身近に手続きを代行してくれる家族がいない場合、その影響は深刻です。
こうした事態を防ぐための有効な手段が「家族信託」です。元気なうちに信頼できる相手に管理権限を託しておくことで、たとえ判断能力が失われても、本人のために資産を柔軟に活用し続けることが可能になります。
甥・姪や一般社団法人も可能!親族以外に財産管理を託す新しい選択肢
「頼める子供がいないから、自分には家族信託は無理だ」と諦める必要はありません。最近では、受託者(財産を管理する人)に甥や姪、あるいは信頼できる友人を指名するケースが増えています。
また、周囲に適切な個人がいない場合には、家族信託を支援する一般社団法人などを受託者とする方法もあります。おひとりさまの増加に伴い、受け皿となる組織や仕組みは年々整ってきているのが現状です。
家族信託だけでは不十分?死後事務委任契約とのセット運用が重要な訳
家族信託の限界を知る!死後の事務を行う権限はない
家族信託は非常に有用なツールですが、実は「万能」ではありません。最大の注意点は、**「本人が亡くなった後の事務手続きを行う権限はない」**という点です。
つまり、信託契約だけでは、亡くなった後の葬儀の手配や役所の手続き、携帯電話などの解約を行う権限が受託者にはないのです。おひとりさまにとって、この「死後の手続き」を誰が実行してくれるのかが極めて重要な課題となります。
葬儀・供養から家財整理までをカバーする「死後事務委任」の具体的な役割
そこで不可欠となるのが「死後事務委任契約」です。これは、自分が亡くなった後の事務手続き(葬儀、埋葬、遺品整理、役所の手続き、公共料金の解約など)を、あらかじめ特定の個人や専門家に委託しておく契約です。
**「生前の財産管理は家族信託」で備え、「死後の事務手続きは死後事務委任」**で備える。この二つを連携させることで初めて、おひとりさまの「老後」から「没後」までの不安をシームレスに解消することができます。
司法書士、行政書士とつくる安心の設計図!おひとりさま向けスキームの構築手順
認知症対策から死後の手続きまでをシームレスにつなぐ公正証書作成のポイント
家族信託も死後事務委任も、その実効性を確実にするためには「公正証書」で契約書を作成することが推奨されます。特に死後事務においては、契約の存在を第三者(病院や役所)に証明する必要があるため、公的な書面としての信頼性が欠かせません。
行政書士は、お客様の家系図や資産状況、そして「どのような最期を迎えたいか」というご希望を丁寧にヒアリングし、法的に不備のない最適なスキーム(仕組み)を設計します。
信頼できる専門家選びがカギ!継続的な見守りと財産管理を両立させる相談先
おひとりさまの支援には、単なる書類作成だけでなく、長期にわたる伴走が求められます。当法人では、家族信託の設計から死後事務の受任まで、お客様お一人おひとりの状況に合わせたトータルサポートを行っております。
「自分にはどの制度が必要なのか分からない」という方も、まずは現状のお悩みをお聞かせください。法的知見に基づき、あなたが最期まで自分らしく、安心して暮らすためのベストな選択肢をご提案いたします。
【記事を読まれた方へ】 おひとりさまの老後対策は、早めの準備が安心に繋がります。当法人では、家族信託や死後事務委任に関する無料相談を実施中です。「まずは話だけ聞いてみたい」という方も、Zoomでの面談も承っております。お気軽にお問い合わせください。
名古屋で家族信託のご相談は名古屋家族信託相談所へ
名古屋で家族信託に関するご相談は、名古屋家族信託相談所へお気軽にご相談ください。
相続税に絡む税金のご相談も、協力先の税理士と一緒にしっかりサポートさせていただきます。
ご相談お待ちしております。


