
家族信託の手続きはどう進める?全体像と専門家に依頼するメリット
- 家族信託の認知症対策
- 2026/8/26
- 2026/8/26
「親の将来のために家族信託を検討し始めたけれど、何から手をつけていいか分からない…」
「ネットで調べても専門用語が多くて、自分たちだけでできるのか不安…」
家族信託(民事信託)に関心を持つ方が増えている一方で、このように最初の一歩で足踏みしてしまうご家族は少なくありません。
家族信託は、大切な財産と家族の未来を守るための非常に強力な仕組みですが、法的な手続きや関係機関との調整など、クリアすべきステップがいくつかあります。
家族信託完了までの5つのステップ
家族信託の手続きは、一般的に以下のような流れで進んでいきます。
- ステップ1:家族会議と財産の棚卸し
- まずは「誰に(受託者)」「何を(信託財産)」「誰のために(受益者)託すのか」をご家族で話し合います。あわせて、不動産や預貯金など、対象となる財産をリストアップします。
- ステップ2:信託スキーム(設計図)の構築
- ご家族の希望に合わせた「信託契約の内容」を固めます。財産の管理方法だけでなく、第二受益者(次の継承者)の指定などもこの段階で設計します。
- ステップ3:信託契約書の作成と公正証書化
- 合意した内容をもとに、信託契約書を作成します。後々のトラブルや金融機関での手続きをスムーズにするため、可能であれば公証役場で公正証書にする方が良いでしょう。
- ステップ4:信託登記の申請(不動産がある場合)
- 実家などの不動産を信託財産に含める場合、法務局へ「信託登記(名義変更)」を申請します。これにより、第三者に対しても「この不動産は信託管理されている」ことが公示されます。
- ステップ5:信託口座の開設と運用開始
- 金融機関で、管理用の「信託口口座(または信託専用口座)」を開設します。以降は、この口座を通じて受託者(子など)が親の財産を適切に管理・運用していきます。
「自分たちだけでできる?」によくある落とし穴
「契約書のひな形をネットで見つけたから、自分たちでできそう」と思われる方もいらっしゃいますが、ここに大きな落とし穴があります。
【よくある失敗例】
- 金融機関で口座が開けない: 独自のひな形で作った契約書では、銀行の審査に通らず、信託口座が開設できなかった。
- 意図しない税金が発生した: 贈与税や不動産取得税の課税関係を見誤り、後から高額な税金の請求が来た。
- 法的な不備で無効に: 将来、親の認知症が進行した後に契約書の不備が発覚し、結局成年後見を申し立てざるを得なくなった。
家族信託は「一度契約したら終わり」ではなく、長ければ数十年単位で続く仕組みです。最初の設計や契約書に不備があると、いざという時に機能しないという本末転倒の結果になりかねません。
専門家に依頼する本当のメリット
家族信託のパートナーとして専門家を選ぶ最大の理由は、単なる「書類作成の代行」ではなく、「一生涯の家族の安心をデザインするサポート」を受けられる点にあります。
- ① 家族の「想い」を形にするオーダーメイドの設計
ご家族の状況や悩みに寄り添い、将来起こり得るリスクを先回りして防ぐ最適なスキームをご提案します。 - ② 金融機関・公証役場・法務局とのワンストップ連携
契約書の作成から公正証書の打ち合わせ、不動産の信託登記、さらには金融機関との折衝まで、複雑な実務を丸ごとサポートします。手続きのストレスからご家族を解放します。 - ③ 相続や遺言も含めたトータルアドバイス
「遺言書とどちらがいいか」「相続税対策はどうするか」など、周辺の法律知識も踏まえて総合的なアドバイスが可能です。
まずは「我が家に最適な形」を知ることから始めましょう
家族信託は、ご家族の数だけ正解があります。「うちの場合はどうなるの?」「費用はどれくらいかかる?」など、疑問や不安がある方は、名古屋家族信託相談所の無料相談をご利用ください。
家族信託の経験豊富な専門家が、親身になってあなたとご家族の未来をサポートいたします。
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ご相談お待ちしております。


