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緑区の相続・家族信託の相談事例:独り暮らしの親の施設入居と実家信託

緑区の家族信託事例:ひとりになった親の施設への入所と実家信託のケース

ご両親のどちらかが亡くなるなどで、親のどちらかが独り暮らしを始めると心配も尽きないでしょう。
高齢になり一人でできないことが出てきたとき、
お世話をプロにお任せして施設に入所してもらうよう手続きを進める人も数多く存在します。

そこでよく懸案事項となるのが、実家の不動産の存在です。
施設に入ってもう自宅に戻ってくる見込みがない場合、お子さん達がその家に住まないのであれば空き家状態となってしまいます。
それならば、施設の入所費用等のために売却してしまおうか……そう考えたとき、鍵になるのが施設に入るお父様やお母様の判断能力です。
傾向として、元気なうちに施設入所を考えるケースは少ないのではないでしょうか。
施設に入ることを検討する段階で、それなりの理由があるわけで、判断能力も低下している例が数多くあります。判断能力がないと、売買の契約行為ができません。そのため、売りたくても売れないケースが出てきてしまうのです。
今回は、施設入所をきっかけに家族信託の相談に訪れたご一家のお話を紹介します。

土日に名古屋で家族信託の相談に対応する司法書士

6/11・6/12の相談会でお待ちしております

施設に入所する独り暮らしの父を心配して家族信託の相談

相談者は姉妹で、独り暮らしの父親を心配して、財産管理・家族信託の無料相談に申し込まれました。
母が亡くなって以降、実家で独り暮らしを始めた父は徐々に体力の低下も見られるようになってきたそうです。
そこで今回、施設に入所することになりましたが、姉妹はともに家庭があり、緑区から出ているため、緑区の実家の土地建物を継いで住むことは考えられません
先々、緑区の自宅の不動産については、売却することも検討が必要です。
また、施設の費用負担だけの問題でなく、父が今まで行ってきた財産管理も、現在しっかりできているのか不安になっていました。

初期の認知症と診断…もう何もできない?…しかし

施設入所の件と前後して、父の物忘れが気になった姉妹が病院に連れていくと、初期の認知症と診断されました。一時は色々な手続きを諦めかけた姉妹ですが、父は忘れっぽいことを除いて元気です。
財産のことも「緑区の家のことは長女に任せる。銀行の預金は半分ずつにしなさい」としっかりと意思表示をしてくれました。
「認知症と診断されたら何もできない」と考えていた姉妹は、これなら何か取れる対策があるではないかと思い、相談に訪れたのです。

初期の認知症で家族信託ができるか?ご自宅に訪問して面談

姉妹お二方の話を伺い、一度お父様にお会いさせていただくことになりました。
ご自宅でお話を聞いていても、財産の話もしっかりと判断して話されており、
事前にお話を聞いていなければ、初期の認知症であることも分からない状態でした(やや同じ話を繰り返させる傾向はありましたが、これは認知症に限らずよくあることですよね)。
そこで、お父様のご意向に沿う形で家族信託を進めていくことになりました。
信託財産は、緑区の実家の土地建物と、預金のうち3,000万円です。
家族信託のご相談では、このように実家を信託する実家信託のケースが非常に多いです。

公証役場で家族信託の契約書の作成

認知症の進行が速い場合、数カ月でもお会いしていた頃より症状が進んでいるケースは多々あります。
家族信託で、信託契約書を公正証書化する場合、公証役場に行く日まで元気でいていただく必要があります。
また、その日の調子の良し悪しも多少影響する部分があり、作成当日まで気が抜けません。
しかし、今回お父様は「本番」でも全く心配は要りませんでした。
お父様は公証人の先生を相手に、お二人の娘さんに全てを任せることと
「今後すべて娘の世話になる」という言葉を自ら切り出し、
「これで面倒くさい管理はせずに済む。娘は二人ともしっかりしているから心配していない。
老後の生活が楽しみだ」と笑顔で話し始めたのです。

家族信託で契約書を作る父

家族信託契約書が完成、信託口口座の開設…その後

家族信託の契約書を公正証書にして、後日、信託口口座の開設を行うために、受託者である娘さんと待ち合わせてお話を伺いました。
公正証書作成当日のお父様の発言は、娘さん達も驚いたのだそうです。
「あれで普段は無口なんですよ。今回の信託も渋々任せてくれたのだと思っていたから、あの話を聞いて感激しちゃってね」
と笑顔で語っていただいた娘さんの姿は今でも記憶に残っています。
それから半年以上たち、信託財産に含めた緑区の実家を売却する際に伺ったお話では、お父様は施設で元気に生活しているとのことでした。

認知症の初期段階なら家族信託は可能!認知症と診断されただけを理由に諦めないで!

認知症でも、初期症状で判断能力があれば家族信託はできます。
施設に入所することを決めた状態でも、ご自身で判断できる状態であれば一度相談してみてはいかがでしょうか。
正直に言えば、今回紹介した例は今までに経験した「一番の成功例」で、出来過ぎた話だとは思います。全てこのようにスムーズに事が運べばいいのですが、そういかない部分も多いでしょう。

それでも、家族信託ができる状態であれば、ご両親本人やご家族の皆さんのために家族信託という選択肢を検討する価値は十分あると思います。

実家を家族に託す実家信託

家族信託では、実家の不動産を子どもたちに託す、実家信託が多くあります。
家族信託を行うご家庭は、実家だけ、先々売買や賃貸などできるように対策をしておきたいというニーズも多くありますので、そのような方は是非ご相談ください。

家族信託の相談は名古屋家族信託相談所へ

名古屋家族信託相談所では、相続のほか相続対策に関する無料相談も受け付けています。
家族信託や遺言・生前贈与など、ご相談の内容に合わせてそれぞれに合った対策を検討していきます。
オフィスは国際センター駅近くの「名駅オフィス」、緑区の徳重駅が最寄りの「緑オフィス」、
本山駅が最寄りの「千種・本山オフィス」があり、名東区の藤が丘駅が最寄りの「名東オフィス」があり、どちらでも相談可能です(要予約)。
不安や心配な点だけでなく、早くから行う対策についてもご相談を受け付けていますので、
ぜひご予約ください。(担当:永井)

名古屋家族信託相談所のアフターサポート

名古屋家族信託相談所では、お客様との末永いお付き合いとリレーションシップの一環として、アフターサポートに力を入れております。是非お気軽にご相談ください。

家族信託・法律顧問サポート

今回ご相談いただいた家族信託だけではなく、各種法律問題の無料相談のほか、弁護士・税理士・FPなど各分野の専門家をご紹介いたします。

家族信託後の生活設計・年金対策・ライフプランサポート

年金や定年後に不安がある方、老後をしっかり考えておきたい方にご案内しているサポートです。
家族信託の委託者だけでなく、お子様など受託者の方からも多くご相談をいただいています。
住宅ローンを繰り上げ返済すべきか、子供が独立して保険を見直すべきか、専門のFPにて定年後に向けてシミュレーションを行います。
また、ご希望の方には、資産活用・資産運用のアドバイスも行っております。

家族信託後の不動産売却サポート

家族信託で不動産を信託した後、施設に入って空き家になったり、売却を考えている方にご案内しているサポートです。
周辺の取引事例をもとに不動産の査定を行い、実際に売却の際には、売却手続き全般のサポートを行います。
対象のエリアや物件に強い不動産会社のご紹介も可能です。

家族信託&相続対策:相続税試算・節税対策サポート

この先の相続税が心配な方、相続対策を考えたいという方にご案内しているサポートです。
相続税に強い税理士が、相続税の試算を行い、相続税試算表を作成します。
家族信託とあわせて、相続税の対策(遺産分割対策、納税対策、節税対策)を並行して行うことも可能です。

家族信託のアフターサポート

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